海外の怪奇な話、都市伝説、オカルト話を翻訳してみる。(This website includes English translations of Japanese urban legends, scary tales and strange stories.)
裕福で、幸せな暮らしを送っている10代の女の子と母親が一緒に店で買い物をしていた。女の子はきれいな陶器の人形を見つけ、自分のコレクションに加えたいと思った。彼女は母親にねだり、人形を買ってもらった。
少女は家に戻るとすぐに、人形を取り出し、ベッドの上の棚に置いた。そうしてから友達と一緒にまた出かけて行った。家に戻ってきたときには遅い時間になっており、彼女はへとへとに疲れていた。自分の部屋に行き、パジャマを着て、バサンとベッドに身をなげた。
翌朝目覚めると、ベッドの横のランプにメモが付いていた。母親からの伝言で、両親は二人とも来週の日曜日まで外出して帰らないとのことだった。あくびをすると、頬が痛むのに気づいたが、気にしなかった。着替えて学校へ向かった。
数日が過ぎて、ある朝目覚めると頬が激しく痛んだ。ちょっと調べようと思って、まずベッドから降りて服をあれこれと選んだ。服を決めると、全身が映る大きな鏡の前に行ったが、すると頬に大きな醜いこぶができているのに気づいた。
彼女はニキビだと思ってそれをつぶそうとした。すると何かが中で動くのを感じた。突然、無数のクモがこぶを破って這い出てきた。彼女は悲鳴を上げたが、大きな家の中にはだれもいず、だれも彼女の声を聞く者はいない。彼女はクモをつぶしたが、クモは無数にいてきりがない。結局、彼女はクモにかまれてその毒で死んでしまった。
どうやら彼女が買った陶器の人形の中にクモの巣があったようだ。
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