今日の夜、息子の部屋の二重窓の間にカマキリが入り込んでいるのを見つけたんです。カマキリはまだそこにいて、出ようとしていますが、どうやって逃がすのが一番いいのか迷っています。7歳の息子はとても興奮していました。カマキリと一緒に夜を過ごしたからではなく、息子はカマキリが絶対に死なないようにしなければと必死だったのです。息子はカマキリはとても良い虫であり、ママの庭にとって有益で、カマキリを殺すのは違法であると思っています。息子は、カマキリを殺すと罰金をたくさん支払わねばならないと考えているようです。
息子がそんなことを言うので驚きました。私や夫はそんなことを言った覚えはないからです。でも私もそういう話を昔聞いたような気がしました。今日の夜、カマキリの写真をフェイスブックに投稿したところ、ニュージャージーに住んでいる友達が、「おや、1000ドル虫(Thousand Dollar Bug)だね」といいました。彼によると、自分が子どもだった時にはカマキリを殺すのは違法であり、カマキリを殺せば1000ドルの罰金を支払わねばならなかったとのことです。
実際にはこの話は本当ではなく、1950年代ごろから流布している都市伝説でした。カマキリを殺すのが、アメリカで違法であったことはありません。